1. 特セン長期研修者の研究について

投稿日時: 2024/11/16 特セン

【R6.11.26(火)更新】

 道教委では、本道の児童生徒の学力向上や特別支援教育の充実に向け、公立の小学校等に勤務する教員が、道内の研修機関等において長期間集中して研修する機会を設け、確かな指導理論や優れた実践力・応用力を備え、地域や学校における指導的な役割を果たす教員の養成を図る取組を行っています。

 今年度、特センでは、石狩市立花川小学校の赤塚 邦彦教諭が長期研修者として研修を行っています。

 赤塚教諭は、「特別な教育的支援が必要な児童を二次支援につなげるための初期対応に関する一考察」を研究テーマに設定し、コーディネーターが通常の学級の担任とどのように連携し、実態把握の共通理解を図るかを視点に、調査研究を進めています。

 これまで、先行して取り組まれてきた実践や研究等の情報を収集し、児童の実態把握について、「特別支援教育コーディネーターと学級担任の意識に温度差があるのではないか」という仮説を立て、特別支援教育コーディネーター歴が5年以上の教員を対象にインタビュー調査を実施し、結果の分析や仮説の検証に取り組んでいます。

 年明けには報告書にまとめるとともに、来年2月には研究成果報告会を実施しますので、詳細が決まり次第、改めてご案内いたします。

 なお、これまでの長期研修者の研修成果報告は、こちらのWebページに掲載しておりますので、ご覧ください。